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HAPPY BIRTHDAY(魅音編)

2007–08–05 (Sun) 23:01
今回は圭一と対照的な設定です。
まだ分校にいる魅音、告白成立の甘々設定です。でも"お泊り"とは違う世界です。
誕生日は1月~3月のどれかしか分かっていないので季節的には寒いと考えましょう。
圭一編と似ていますがその辺はスルーで。一応、甘い設定で行こうと思います。今のところ一番甘いかもしれません^^:
あと最後に、見て血は吐いたり死なないで下さい(笑



「明日は魅音の誕生日か・・・おめでとう」
「あ・・ありがとう・・・圭ちゃん」
夕方の帰り道、俺と魅音は帰路を歩いていた。レナはというと明日の準備と言って帰ってしまった。俺も人のことを気にしてる場合ではないが。
「ねぇ、圭ちゃん?」
魅音に呼ばれてそちらを向くと真っ赤な顔、涙目、上向き目線の3パターンでこちらを見ていた。その姿は可愛いと言うしかなかった。
「寒いから・・・・手、組んでいい?」
「ああ、いいよ」
俺の承諾を受けた魅音は勢いよく俺に体を密着させた。さすがに好きな女の子に体を密着させられると平然といられなくなる。
でもそれは魅音とて同じことだ。魅音の顔を覗くと顔を赤くしていた。なんと言うか・・・自爆・・・と言うべきか。
「・・・・そんなに・・・・見ないでよ・・・・」
俺の視線に気づいた魅音は顔をより赤く染めて俺に注意した。でもその姿はとっても可愛くてもっと見ていたいと思ってしまう。
「・・・・・・何?」
「いや・・・魅音に見惚れちゃって」
「ふぇ??!!」
あっ馬鹿。何、正直に白状してるんだ。魅音に惚れるなんて正直な気持ちをあっさり言うとは不覚。恥ずかしい。
どうやら、あまりの可愛さに俺自身の気持ちが抑えられずに今思っていたことを言ってしまったらしい。
それには言ってしまった俺も魅音の赤く染まった。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
会話どころか互いに顔を合わせることすらままにならない。
けして失言ではないはずなのだがどうも魅音を誉めるとこの空気になってしまう。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・圭ちゃん」
だが魅音はその沈黙を破るように俺に問い掛けてきた。
「・・・・・どこが・・・・?」
「どこって・・・何がだ?」
「・・・えっと・・・・私のどこに見惚れたの?」
魅音の声的に赤くなった顔をさらに赤くしたと思われる。
ここは・・・・正直に答えるべきか・・・
「・・・・・全部」
「ふぇっ!!!」
言い切った。魅音の前で言い切ってやった。
「なら・・・俺は魅音から見てどう思う?」
聞かれたんだ。気にならないはずはないだろう。
「えっと・・・・・・カッコイイ・・・・・かな・・・・」
こいつ・・・嬉しいこと言いやがる。
俺は嬉しさのあまり無意識に魅音の抱き寄せていた。
「け・・・圭ちゃん・・・・」
「・・・・魅音・・・・嬉しいよ・・・」
俺は感謝の気持ちを込めて魅音にキスをした。
魅音はそれを優しく受け止めてくれた。
「もぅ~私だって言いたかったのに」
魅音の俺みたいにキスをし返してきた。
もちろん俺はそれをさっきの魅音のように優しく受け止めた。
「大好き!!圭ちゃん」
「ああ、俺のだぜ」
互いに気持ちを確認しあってからもう一度腕を組み直して歩き始めた。


「じゃあここでか」
分かれ道、いつもならどちらかについて行ってお邪魔する、なんてことやっていたけど今はそれを停止中。
「そっか、家の手伝いだっけ」
魅音は悲しそうな顔で俺のこれからを理解した。
「悪いな、でももうすぐだから」
「・・・・しょうがないな」
魅音は顔を膨らませて怒った。でも怖いと言うより可愛いと思えた。
「ごめんな。明日はちゃんと付き合ってあげるから」
俺は魅音の唇に一瞬だがキスをした。
「約束だよ。明日帰ったらすぐに来てね」
「言われなくても俺自身に意思で行きたいから安心しろ」
「あと今日の夜にお休みの電話頂戴よ?」
「分かってるって。魅音に言われた日、俺がそれを忘れたことあったか?」
「なら安心だね。お手伝い、頑張ってね」
魅音は俺のやったように一瞬キスをして走って帰っていった。





翌日の夕方
ピンポーン
家のチャイムが鳴った途端、私は大急ぎで玄関に向かった。
「は~~~~い・・・・・圭ちゃん」
「よう、来たぜ」
そこにいたのは私の大切な彼氏、前原圭一、その人だった。
「も~~~~う、遅いよ」
「悪り悪り、どれくらい待った?」
「圭ちゃんと別れてからずっと」
少し悪戯で圭ちゃんに言った。今までいてくれなかった罰。上向き目線で少し目をウルウルさせた。
「ふぇ・・・」
「ごめんな。寂しかったろ?もう終わったから安心しろ」
圭ちゃんはそれを聞いて私を抱き寄せた。
私の予想では普通にごめんとキスをしてくれると思っていた。でも圭ちゃんは私の考えをいい方向にずらした。
「う・・・うん・・・」
私が納得して頷くと圭ちゃんは私のいつもより長いキスをしてくれた。
「んじゃ上がっていいな」
「うん。上がって上がって」
私は圭ちゃんを促し、自分の部屋に連れて行く。
「なぁ、準備の方はいいのか?」
「うん。お手伝いさんが頑張ってやってくれてるから、専門的じゃない私たちは手を出さない方がいいよ」
「そっか。邪魔になりそうだしな」
「そうそう。任せるところは任せて無理しない」
部屋の障子を開けて圭ちゃんの中に入れた。それから障子を閉めて私も部屋に入った。
「じゃあその間、何してる?パーティまで2時間近くあるぜ」
「決まってるでしょ。部活だよ、ぶ・か・つ」
圭ちゃんに言い聞かせて部屋の隅にあったトランプを取った。
「魅音らしいな。いいぜ。で罰ゲームは?」
「んー、ここでメイド服を圭ちゃんに着させてもいいけど私一人ってのもねぇ。敗者に一つ命令。これでいこう」
本当はメイド圭ちゃんを独り占めで見たかったけど、それはまた今度にしよう。
「じゃあ、何をやる?」



もうそろそろ、始まる。
「もう全員集まったけどまだか?」
「圭ちゃん、焦らない焦らない。私は逃げたりしないよ」
「分かってる。逃がすもんか」
圭ちゃんは本当に嬉しいことを言ってくれる。私は反射的に抱き付いてしまった。
「みみみ魅音?!!!」
「不潔ですわぁぁ~~~!!!!」
「にぱ、にぱ、にぱーーーー☆」
「はぅ~~赤くなった圭一君可愛いよぉ~お持ち帰り~~~」
ヤバイ、圭ちゃんが取られる。
「ダメだよ。これは私のものなんだから」
「俺はものか!!」
「はぅ~~見るだけ、見るだけならいいよね?」
「そうそう、それならいいよ。でもあげないよ。これは私だけのもの!!」
とても恥ずかしいことを言い切った気がするが、まあ恥ずかしくないし本当にそう思ってるからその点はいいだろう。
私は圭ちゃんを抱きながら移動した。見たところ抱っこしているように見えそうだけど圭ちゃんだからいいか。
「なあ魅音。俺の意見は無視か?」
「うん。圭ちゃん拒否権はないよ。でも・・・・・・嫌だった?」
そう考えると自然と悲しみが襲ってくる。私はそれのせいで俯いた。
「そ・・そんなことないぞ!!魅音が俺のことを大事にしてくれてる証拠じゃないか」
「うん。そうだよ、圭ちゃんは大切だよ」
私の目に圭ちゃんの目が映っていた。この展開はアイコンタクトで分かった。
「はいはい、そこでいい展開をしている暇があったら手伝って手伝って」
「ぅ・・・仕方ないな」
圭ちゃんは立ち上がって私に手をさしのばした。
「圭ちゃん、やって――」
そこで私の言葉は圭ちゃんに吸い込まれた。一瞬の出来事だったので私は心の準備が出来てなかった。ある意味不意打ちだった。
顔を真っ赤にしているんだな、顔が熱い。
「ごめんな。こんなんで」
「ううん。してくれたから・・・・・・いいよ」
私は顔を見られないように圭ちゃんの置いて詩音の手伝いをしいにいった。



「誕生日おめでとう、魅音、詩音」
今日は二人揃っての誕生日。私たちは双子。生まれた時間が違えど日にちは同じ。
でも・・・・・・止めよう。このことは考えないってずっと前に誓ったはず。私は圭ちゃんに愛される魅音、詩音は悟史に愛される詩音。それ以外の何者でもない。
「へへへ、ありがとうございます、悟史君」
相変わらず詩音は悟史にベタ惚れだ。デレデレし過ぎだろう。
「詩音、はい、プレゼント」
「ありがとうございます。悟史君きゅん☆きゅん☆」
あの子、あんなにデレデレだったっけ?
今更だが詩音の新たな一面知ってしまったことに何とも言いがたい感情を持つ。
「はい、魅音にはこれ」
「ありがとうね、悟史」
私も悟史からプレゼントをもらった。少し大きさがあるものだった。何だか気になるがあとでのお楽しみにしておこう。
「おめでとうな、魅音、詩音」
そして圭ちゃんから詩音にプレゼントが渡された。
「ありがとうございます。こんなものを頂いて」
「いいってことよ。詩音には借りがあるし」
・・・・・・・?
よくわからない会話だがまあ何か詩音にやってもらったのだろう。
「えっと・・・・魅音・・・誕生日、おめでとう」
圭ちゃん・・・その笑顔は反則だよ・・
圭ちゃんは満面の笑みで私にプレゼントを渡した。私はその時の圭ちゃんに笑みに意識がどこかへ旅に出て行くところだった。あれは反則的だった。
「いい展開じゃないですか。そのまま行くか?」
「言われなくてもな」
「えっ?」
私がそう驚いた頃には圭ちゃんの顔は私の目の前に。唇には温かい感触があった。
「ひゅ~やりますね、圭ちゃん」
「そうだね。あれはあれでいい二人だね」
悟史と詩音の会話は耳には入ったがよく聞き取れなかった。それほど圭ちゃんの不意打ちのダメージは大きいと言うことだ。
「おめでとう、二つ目のプレゼントだ」
ぅぅ、反則だよ、圭ちゃん。反則的にカッコよ過ぎだよ。
私は嬉しさと恥ずかしさで顔を真っ赤にして唸り声を上げていた。




「ふぅ・・・」
私は疲れた体を休ませるために腰をおろし壁に寄りかかった。
パーティはと言うとそれはもう大はしゃぎの宴会。
部活では白熱した戦場だったし、終わったと思ったら詩音が悟史のために暴走したりとすごいの賑わい。近所に人がいたら迷惑だろうなと思った。
今はというと詩音の暴走はまだ続いていて、口では説明したくない状況になっている。
これ・・・警察を呼んでおいた方がいいかな・・・いや自衛隊だね・・
まあそんなことを思ってしまう程すごいのだ。とにかく。
「さて、私も、と・・・・ん?圭ちゃん?」
「なあ、ちょっといいか?」
体を起こした私に圭ちゃんは肩を叩いてひそひそと聞いてきた。私はそれに頷きながら答えると、私の手をとってこっそりと部屋を後にした。




圭ちゃんは「夜風に当たって話がしたい」と一緒に靴を履いて大きな庭を一緒に散歩し始めた。
「悪いな、どうしても二人で話したくて」
「ううん、いいよ。圭ちゃんと居られるならどんなことでもいいよ」
「・・・・・ありがとな」
夏とは違ってひぐらしやセミの声は聞こえず、中でぱーてぃーをやっている音を私たちの足音しか聞こえなかった。
気温も夜はこの時期自体寒くて、さらに夜と来るとさらに寒い。
「おう、悪い。寒いの忘れてたな」
圭ちゃんはそう言うと私を抱きしめてくれた。
「・・・・・・・圭ちゃん・・・」
「ほら、お互い寒くないだろ?」
「うん・・・・そうだね」
圭ちゃんに抱かれるととても温かい。寒さなんて吹き飛んでしまう。
そして、圭ちゃんの心臓の音が聞こえる。
「圭ちゃん・・・ドキドキ言ってる」
「ああ・・・魅音こそそうだぜ」
お互いの心臓の音が聞こえて心がかよっているように思えた。
まあ実際はかよってるのだが。
「・・・・・・・・する・・・」
「え?」
「魅音の・・・・匂いがする・・・」
「・・・・・・・私も・・・・・圭ちゃんの匂いだって・・・・分かる・・・」
ロマンチックってこのことを言うんだろうな。
「魅音・・・・・・・実はもう一つ、魅音に渡すものがあるんだ」
そう言うと後ろポケットから小さな小箱を取り出した。圭ちゃんはそれを私に手に乗せた。
「開けて」
「あっ・・・うん」
圭ちゃんに促されてその箱の中を開けた。箱の中身は
「圭ちゃん・・・・これ・・・って・・・・っ!」
「そうだよ。指輪」
中に入っていたのは綺麗に光る小さな石のついたリング。それは充分指輪に見えた。
「これ・・・・どうしたの・・?」
「実はな、ここ最近親父の手伝いとか言ってたろ。あれは嘘。
本当はバイトをしてたんだよ」
「バイト?何のために?」
「それを魅音に付けてもらうためだよ」
顔が一気に赤くなった。もう言葉では言い表せないことが心に広がっていった。
「一応、そんなものでも高かったからこの何週間か詩音に頼んでバイトを紹介してもらったんだ」
「それなら私に言えば」
「驚かせたかった。それだから詩音にいいところを教えてもらった。それのためにな」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ありがとう」
それでも充分すぎる程幸せだった。
圭ちゃんの思いが心に幸せという名の呪文で満たしていく。私はそれにはまってしまった。
「ありがとう・・・っ・・・本当に・・・ありがとうっ・・・圭ちゃん・・・っ」
正直な気持ちで「ありがとう」と泣きながらお礼を言うしかなかった。もう・・・幸せすぎるよ。
「魅音・・・・左手、出せ」
私は言われたとおりに左手を出した。すると圭ちゃんは私の持っていた指輪を取った。
「魅音・・・一生、どんなことがあっても外すなよ。約束だぞ」
圭ちゃんは左手の薬指に指輪をはめてくれた。
「うん・・・・っ・・・分かった・・・約束する・・・」
月に照らされて指輪は綺麗に輝きを放っていた。
今日の月は綺麗な満月だった。



それからもう一度散歩を再開した。
私の手には指輪が輝いていた。その美しさに目を奪われそうだ。
「プロポーズだ」
「ふぇっ??!!!」
「結婚するんだろ?だからプロポーズでもあるんだぜ」
「ななななな・・・ななななななな」
この展開に予想がついていた人がいたらその人は超能力者だな。
確かに結婚すると言ったけど、ここでプロポーズなんて予想外にも程がある。
なんて考えられるはずは今の私にはないんだが。今の私はまさに機関車そのものみたいに湯気を出していた。
「ったく、こうなったら」
圭ちゃんは私に近づいてキスをした。そこで私はボンと爆発をして頭が冷えていき意識が戻っていった。
「魅音を戻すにはこれが一番。大丈夫か?」
「あっ・・・・うん。驚いてるけどなんとか」
そう言うと圭ちゃんは私の頭を優しく撫でた。圭ちゃんの手が暖かい。それに私は赤面をした。
「まあ、深く考えるな。当然のことだし」
「まあ・・・・そうだけど・・・・」
「それにだ」
そこで圭ちゃんは話題を変えた。
「いつもしてれば寂しくないだろ?」
「え?・・・・・・・・・・・ああ・・・そういうこと?」
「ああ・・・分かってるんじゃねえか」
圭ちゃん、そこまで考えているなんて嬉しい。本当に嬉しすぎることだよ。
「あっ、ずっと付けてろって言っても外さなくちゃいけないときもあるか。その時は仕方ないな」
「うん。でもいい時は肌身隠さず付けてるよ」
「ああ、そうしてくれ」
ああ、幸せものだな。圭ちゃんに指輪なんかもらってしかもプロポーズされちゃうなんて、幸せすぎるよ。こんなの人生で2度と経験できないことかも。
でも・・・圭ちゃんだけじゃ・・・・
「そうだ・・・・圭ちゃん、ちょっと来て」
「あ・・・・ああ」
私はさっき圭ちゃんが連れて行ったよう、手を取って家の玄関に向かって早足で歩いていった。



どこだ、どこにある
「・・・・・・・・・・・・・・・あった」
自分の部屋の中を荒らすように捜してやっとのことで見つけたものを手にとってチェックした。
うん、これだ。間違いない
「圭ちゃん」
私は邪魔にならないようにと部屋の隅にいた圭ちゃんを呼んだ。呼ばれた圭ちゃんは頭に?マークを浮かべながら私に近づいてきた。
「どうした?見つかったのか?」
「うん・・・・・見つかった」
圭ちゃんは私の右手に握られていたそれを見た。しかし小さかったので一体どんなものかは気づいていなかった。
「それか。んで何だ?」
「・・・・・・・・圭ちゃん・・・・・・目・・・瞑って」
圭ちゃんの質問には答えずに私はそう言った。圭ちゃんは少し戸惑ったが私のことを少し見て「分かった」と言って目を瞑った。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいよ」
「・・・・・・・・・ペンダント?」
目を瞑った圭ちゃんに私のペンダントをかけた。
首にかけたのは私の持っているアクセサリーのお気に入りで唯一持っていたペンダントだ。
「私のお気に入り・・・・ずっと付けて大切にしてね」
私は圭ちゃんに微笑んでほっぺにキスをした。
「・・・・・・・・・・ああ。大切にするよ」
圭ちゃんはそう言って私に抱きついてきた。
「魅音・・・・ありがとう。最高のプレゼントだよ」
「圭ちゃんこそ。ありがとうね」
互いにお礼をして顔を見て笑った。
「なぁ、魅音?」
「何?圭ちゃん」
「結婚式の・・・・練習・・・してみるか?」
「・・・・・え?・・・・・・・・・・・・うん・・・」
「じゃあ・・・・目・・・瞑って」
私は圭ちゃんに言われたとおりに目を瞑った。
そして、少しして圭ちゃんの唇が私と・・・・ゼロになった。
「魅音・・・・愛してるよ」
「うん・・・私も圭ちゃんを愛してるよ」
少し早い私たちの結婚式。
でも、今はこれだけで充分だった。充分・・・・・幸せだった。







「けけけけ圭一君と魅ぃちゃん・・・・だだ大胆~~~はぅ~~~」
「何だか・・・物凄く遅れを取った気がします」
「ふふふふ不潔~~~~!!!」
「二人とも羨ましいね」
「にぱ、にぱ、にぱーーーーー☆」
結婚式には参列者も欠かせない。
二人は隠れた参列者の存在を知ることはなかった。



圭一編へ





はい、長々とかかりましたが無事に終われました^^
物凄い展開でしたね。読み返してみたりすると「何書いてるんだ!!」と叫びたくなるほどにやけそうな展開でしたね。結婚なんて私の頭はどんなことを考えていたのでしょうね?^^:
圭魅の設定は甘々がいいということでこちらにしました。前回よりは甘くなったと感じてますね。やっと自分の理想に近づいた気がしました。後・・・一歩ですね。

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甘い、甘いよ~。
羨ましくて、泣けてくるのは何故でしょうか?

死んでしまいました(笑
甘々で幸せですw
圭ちゃん、この色男めっ☆

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Author:キラ
中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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