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圭ちゃん 2

2007–08–18 (Sat) 23:22
勘のいい人は今回がどこのアレンジか分かりますよね?
一応、マンガを参考に頑張っております。
綿流し編の最初はエンジェルモートがメインになっているのでほとんど。その点で言うとそこで大きく話を変えていく感じですね。



ぐぅ~~~
「あ~~~腹減った」
エンジェルモートで魅音に会ったその翌日の帰り道、俺の腹が異常に大きな大きな音でなった。
「あはは、だからカレーを食べればよかったのに」
「カレーの説教を食らって食べられるかよ!!」
今日の昼飯は各自でカレーを作って先生たちに味の評価をしてもらうという事だった。どう見ても知恵先生がカレーを食べたいだけだと思うが、そのせいで弁当はなし。
んで、結果は裏をついた技でまあ悪くはなかった。がその後に知恵先生のカレーの説教を聞かされ昼飯は食べてない。
「家には何かないのかな?かな」
「ない。カップ麺も先日切らして買ってきてないしお菓子とかはまったくだ」
泣かされる。こんなことになるのを知ってたらもう少しカップ麺の買い置きをしておけばよかった。
でも今、後悔してもしょうがない。なんとか夕飯まで耐えるしかない。
「お母さんとかに何か作ってもらえばいいんじゃない?」
「残念なことに今日に限って仕事で母さんが帰ってくるのは夜遅くだ」
まったく、昨日は頭が痛いと言っておきながら今日は親父と元気に出かけていくとは。
「じゃあそれまで頑張ればおいしい夕食が食べられるね」
「それまで飢え死にしなければだろ?」
「あはは、言えてるね」
そんな他愛のない会話をしていたら魅音との分かれ道に入っていた。
「それじゃあ私はこれで」
「おう。今日もエンジェルモートでバイトか」
「え!!!魅ぃちゃん、あそこでバイトしてるの?」
あっ、失言だ。レナたちにはバイトで部活がないとしか言ってない。つまりバイト先を知っているの俺と本人の魅音だけ。
「ち・・違う違う。あそこは詩音でしょ。私はおもちゃ屋でバイト」
「わ・・悪い。詩音と魅音を間違えちまった」
「はぅ~あそこの衣装かぁいいよねぇ~~~」
ヤバイ、レナが覚醒する。このままだと魅音の命が・・・
「あっ、魅音時間ないぞ。急いで帰ったほうがいいぞ」
自分の腕時計を見て魅音に言うと魅音はあっそりと信じ込み走って帰っていった。
もし腕時計をしないでレナが覚醒していたら確実に邪魔者としてレナパンを食らっていたと思うと今日に限って腕時計をしていてよかったと思った。



レナとも別れて家にたどり着き玄関の鍵を開けた。それが俺の最後の力だった。
玄関を開けた途端、力が抜け倒れ込んだ。もう歩く力が出ない。昼飯の偉大さを知った瞬間だった。
とそんなわけだがさすがにここで倒れているわけにもいかないと思いほふく前進でなんとか前に進もうとしようとした時だった。
ピンポーン
「ど~~~~~ぞ~~~~~」
今にも死にそうな声で返事をしてドアノブが回った。
そこにいたのは意外にも
「げ・・・・元気?」
魅音だった。
いつものノリで倒れた俺に挨拶をした。
「あれ?圭ちゃんって帰ったらすぐ玄関に寝る子なの?」
「そんなやついるか!!」
なぜかつっこむ力は健在だった。口だけだが。
「それで、何の用だ?」
「え?・・・・・・・えっと・・・・・・・その・・・・・・」
何照れてんだ?おかしなこと言ったか?
そんな謎を考えていた時、魅音の背中に何か隠していることに気づいた。
「ん?その後ろのはなんだ?」
そう聞くと魅音の顔が一層赤くなった。
ただでさえ気になるのに赤くなるようなことだとますます気になった。
「・・・・・まさか・・・・・・差し入れとか?」
今もっとも自分が欲しいものを言ってみた。
でも魅音に限ってはなぁ・・・・
「・・・・ぅ・・・・・うん」
魅音に限っては・・・・・・・・・・あった!!
「ま・・・・マジ?」
「・・・・・・うん・・・・・・ほら」
魅音はそう言って俺に弁当を差し出した。
驚いた。あの魅音が俺のために差し入れ?
まあ魅音は女の子だからありえなくはないけど、でも今日のあの態度的にそんなことは考えられなかった。しかしだ、魅音はそんな俺の予想をぶち壊して弁当を持ってきた。
「・・・・・・余計な・・・・お世話だった?」
「いやいやそんなことない。むしろ嬉しいぜ。感謝感激だ」
俺はそう言って立ち上がり魅音の差し入れ弁当を受け取った。
こんな状態になると都合よく力がはいるのは俺の体だ。一気に力が戻った。
「そ・・・・それじゃあ私はバイトがあるから。箱は明日返してね」
「おう。バイト頑張れよ」
魅音は軽く慌てながら俺の元から物凄いスピードで去って行った。いや・・・・逃げたとも言えるかもな。
「さてと・・・・食うか」
魅音が帰ってすぐに玄関から居間に移動した。台所で飲み物と箸を持ってきて弁当箱を開けた。
中は今日魅音が使ったハンバーグの余りにお惣菜とご飯。
でもそれはどうみても差し入れにしてはかなり手が入れられていた。これじゃあむしろ夕食にもなりかねなそうだ。
「んじゃ、いただきます!!」
手を合わせて差し入れの弁当に手をつけた。
「このハンバーグうまい・・・・いやご飯だって負けてないうまい、お惣菜もいいぜ」
あまりのおいしさに言葉を発してしまう。本当に差し入れといっていいのかわからないほどだった。
本当に魅音には感謝だな。
感謝の気持ちを忘れずに俺は魅音の弁当を食べつづけた。




翌日
アホだ。不覚にも魅音の弁当箱を忘れるとは。
昨日あの後綺麗に洗って机の横に置いておいたのに今日に限って寝坊して持ってくるのを忘れるとはな。
「悪い、魅音」
とりあえず魅音に謝った。
「ん?何が?」
「昨日の差し入れの箱。持ってくるの忘れちまって」
「ああ、あれね。そんな急ぎじゃないから焦らなくてもいいって」
魅音はどうでもいいみたいに話した。でもな、ずっと貸しっぱなしってのもなぁ・・・
「なあ魅音、今日もあそこでバイトか?」
「え?うん、そうだけど・・・・」
ならなんとか今日中に返せるな。
「それじゃあ、放課後に返しに行くな」
「え?・・・・・・ええ!!!!」
魅音の叫び声が教室中に響いた。



それからの魅音は様子がおかしかった。
なんと言うか・・・・上の空で何か唱えてる。・・・・怪しすぎる。
「ねぇ圭一君、魅ぃちゃんと何かあったの?」
不思議そうな顔でレナは俺に質問してきた。
あの時はクラスメイト全員の目を奪った程だ。俺と魅音に原因があると考えるのが普通だ。
「ああ。ちょっと約束をな」
「ふ~~~ん、圭一君も女の子を誘うようになったんだ」
「ちょっと待て!!何でそうなる」
慌ててそのことを否定した。おかしな勘違いをされては物凄く困る。
「あれ?違うのかな、かな」
「違う違う。ちょっと借り物をしててな、それを返すんだよ」
「へぇ~そうなんだ」
レナは納得したようなことを言ってるが顔が黒い。
絶対に信じてない。確信できる。レナは俺と魅音のことを勘違いしてる。いや、むしろ楽しんでる。・・・・でもレナに限っては何もしないからいいか。
「それにしても、あんなにぼっとした魅音は初めて見たな」
「そうだね。圭一君はこっちに来てまだ1ヶ月も経ってないもんね」
「なんと言うか・・・・新鮮って感じだな」
「へぇ~じゃあ圭一君にとって魅ぃちゃんはどう見える?」
「仲良く騒げる男っぽい友達」
「やっぱり圭一君にはそう見えるんだ」
そう見えるって・・・分かってたのかよ。・・・・・・でも俺と魅音の仲を見ればそう見えないこともないな。
「でもね、そんな魅ぃちゃんも本当はすごく女の子らしいんだよ」
「・・・・レナ・・・・お前魅音にいくらもらった?」
「ちーがーうーの!真面目に言ってるんだよっ、だよっ!!!」
レナはそう言って顔を膨らませた。どうやら茶化すタイミングじゃなかったみたいだ。
「魅ぃちゃんは確かに男っぽいけど本当はとっても可愛い女の子なんだよ。それ、特に圭一君には忘れて欲しくないな」
魅音が可愛い女の子・・・・か
最近そのことに意識が変わってきた気がする。
昔なんかは男っぽいやつだと思ってたけど、ここ数日の魅音のことを見るとそんな印象が少しずつ変わっていく気がしてならない。
人形の件から少しずつだけど魅音と一緒にいてドキドキすることが多くなった。
自分でもその正体は姿どころか影も見ないが印象が変わっていくことは自分自身で読めた。
今日もその可愛い魅音に、女の子の魅音に会うのか・・・
そう考えるとみんなに黙って魅音と密かに会うと言う秘密が得をしているように思えた。



来てしまった。
たかが弁当箱一つを返すだけなのになんだこのうるさい心拍音は。
もしかして・・・・・・・・・・緊張してるのか?
そりゃあ、あの魅音は可愛いし結構好きだぞ。でも緊張する程か?
・・・・・・やめよう。無駄なことを考えても意味ない。
そんなことで今まで突っ立ってた店の前から階段に登って行こうとした。
「あっ」
その時だった逆の方向から見たことのある人影が。
俺はそれに気づき足を止めその人物を来るのを待った。
「・・・・・・ぐ・・・・偶然だね」
「そ・・・・そうだな」
魅音が来た途端、緊張が一気に跳ね上がった。
いつもの馬鹿騒ぎのようにテンポよく話が進められない。
その時俺自身が理解した。今ここにいるのはあの、女の子の魅音だと。
「弁当箱・・・・・持ってきてくれたんだ?」
「あ・・・・ああ・・・・ちゃんとな」
「そっか・・・・・・その・・・・・・・・ありがとう・・・・・」
何で礼を言われるか分からないがまあとにかくこれで目的は達成した。・・・・・・・・でも、帰る気にはなれなかった。
「・・・・・その・・・・・・寄ってって・・・・・いいか・・・?」
「え?・・・・・あ・・・・うん・・・・」
魅音は顔を赤く染めながら頷いた。そして、今日みたいに上の空になって歩き始めた時だった。
「あっ・・・」
不覚にも魅音は地面にあった石に躓いた。その先にはバイクがあった。このままでは上の空の魅音がバイクに倒れてしまう。さすがに怪我はないと思うが・・・
「危ない」
俺はとっさに魅音の腕を掴みバイクにぶつからないように引っ張った。
そのおかげで何とか無事にことがついた。
「ふぇ・・・・・・」
と思ったがそうではないかも。
今の状態を言おう。今は引き寄せた魅音が俺の胸に顔を埋めたような状態になっていた。
さすがにそれには俺も魅音の赤面した。しかも俺に限っては自分の行動が魅音を救ったが、大胆な結果になったことでさっきいの緊張の音が恥ずかしいの音に変わりより一層大きく聞こえた。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
互いにどうしたらいいか迷ってしまいその格好を維持し続けた。
でも正直に言うとだ、この格好はすぐに離れたいと思えずにむしろこのままでもいいという感情があった。
「えっと・・・・・・・その・・・・・・・」
「あ・・・・・・・ああ・・・・・・」
少し残念だが魅音からゆっくりと離れた。でもその時、魅音が一瞬暗い表情を見せた。・・・・・何かやったかな?
「じゃあ・・・・・・・・・入ろ」
魅音はそう言って俺に背中を見せて急ぎ足で階段を登っていった。




「は・・・はい・・・・注文の品・・・」
震える手で魅音は俺が注文したアイスコーヒーを置き向かい側の席に座った。今日は向かい側なんだなとふと席について思った。ちなみにこのアイスコーヒーは魅音のおごりだ。
・・・・・・・ん?魅音の髪型・・・・
「今日は・・・・ポニーテールなんだな」
「え?・・・うん」
そのことを言うと魅音また赤くなった。
・・・・・今日は謎だらけだな・・・・
「そう言えば、その髪型でエンジェルモートの衣装を着てる魅音、初めて見た気がするな」
「・・・・・・・・おかしい・・・・・かな・・・・・?」
おいおい、格好の事くらいでウルウルするなって・・・
「・・・・いいや・・・・・可愛いと・・・・・思うぞ」
俺は魅音の頭を撫でながら正直な気持ちを言った。
ふと思ったが俺は女の子に対して簡単に可愛いなんて言えるやつではなかった気がする。でもここ最近はそんなことをあっさりと言える。・・・・・・・俺、おかしくなったのかな?
「ふぇ・・・・・・あり・・・がとう・・・・」
魅音は少し上目使いで礼を言った。
礼を言うのはいいが上目使いは反則だと・・・
「いや・・・・礼を言われることなんて・・・・・」
ヤバイ、俺まで調子が狂ってきた。
上目使いの赤くなった魅音に俺まで赤くなって魅音の顔が見れないので目を逸らした。
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
お互いに何も言えなくなった。
赤くなって・・・頭が真っ白で・・・・・魅音が・・・見られない。
こんなことは生まれて初めてだ。今まで人の姿が見れなくなった例は色々あったがこんなシチュエーションはまったくの未体験。正直お手上げだ。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・圭ちゃん」
お手上げ状態だった俺に魅音は何とか聞き取れる大きさで声をかけてきた。今の俺にはこれは救いだったのは言うまでないだろう。
「・・・・・・・・・・・・・さっきも・・・・・・・ありがとうね」
「・・・・さっきって?」
俺がそう質問すると魅音は顔をさらに赤く染めた。
あれ?・・・・さっきって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・~~~~~~
思い出した瞬間俺の顔の体温がさらに上昇した。
「・・・・・あ・・・・・・・ああ・・・・・・」
うわ~~なんて言おうか・・・・・抱きしめてごめんとか・・・・・・・・言えない。思い出すだけ恥ずかしいのに言葉で言ったら恥ずかしすぎて死にそうになるぞ。
なら・・・・・・・・・・・・・・・ってそのことしか浮かばねぇ~~~!!!!
「・・・・・・・・・・ごめんね・・・・・よそ見してて・・・」
「・・・・・・ぃ・・・・・・いいって・・・・・・・その・・・・仲間として当然だろ?」
とっさに思い浮かんだのはそんなことだった。
仲間として・・・・・・俺はそう思って言ったがなぜか後味が少し悪かった。
「・・・・仲間・・・・・あははは、そうだね。仲間だからだよね」
俺がそんなことを言ったら魅音の態度は急変した。いつもの魅音がここに戻ってきた。そんなとこか。
でも残念だった。魅音が・・・・・・・・・・・
「圭ちゃんらしいね。じゃあこんなことだったらどうする?
もし、圭ちゃんを除く部活メンバーの4人が危ない状態に陥ってる。最初に助けるとしたら誰にする?」
魅音の質問。それは悩まされるものだ。
誰か一人を最初に、それは他の3人は見捨てると聞こえた。
俺に・・・そんなことはできるわけがない。
「そんなの決められない。みんな大切だし・・・・・見捨てることなんて・・・・」
「言うと思った」
魅音はそう言ってため息をついた。予想通りだった、ということか・・・・でも
「だから危険になる前に助ける」
「ふぇ?」
「みんなに危険が及ぶ前に俺が、命をかけて守る」
これが俺の答え。
何かが起こったら遅いならその前に何かをして危険を起こさせない。
それが一番言い方法だと思った。危険なことは何も起きないのが一番。
「命を・・・・かけて・・・・?」
「ああ。魅音にも危険が訪れたら命をかけて守ってやる。約束する」
「・・・・・なら・・・・・約束して?」
魅音はそう言って小指を立てた。
「・・・・・・・・指きり」
「ああ。指きりだ」
俺も魅音みたいに小指を立てて指きりを交わした。
「ゆ~びきりげ~んま、嘘ついたら・・・・・・・一生メイドになって尽くしても~らう♪指きった☆」
正直魅音ならやりかねなそうだな。これは本当に命をかけないとヤバイかも。
「へへへ、早くピンチになって圭ちゃんが助けに来ないかな?別に来なくてもメイドだけどね」
「残念だな。俺が助けるって言ったら絶対に助ける。メイドになる日なんて来ないからな」
「そっか・・・・・・・・なら助けられるのを待ったほうがいいかな☆」
魅音はとても上機嫌なのが分かる。色々な意味でだが。
「あっ、もうこんな時間か。さすがにバイトしないとね」
「おう。そうだな」
魅音はその場から立ち去っていこうとしたが、俺はそこで大切なことを思い出す。
「あっ、待て魅音」
「え?・・・きゃ」
俺はそう言ってあの時バイクから助けたように手を引いた。今度はあの時のようにならずにうまくできた。
「けけけけけ圭ちゃん?」
「悪い・・・・これ」
俺は魅音の弁当箱の入った袋を魅音の片方の手に渡した。
「これを返すの忘れてごめんな」
「い・・・いいって・・・・・そう言えば」
「ん?」
「・・・・・・・おいしかった・・・・かな?」
魅音は不安そうな表情で質問してきた。それに俺は魅音の頭を撫でていった。
「うまかったぜ、すっごく。また作ってくれよ」
「・・・・・・・うん・・・・・分かった」
魅音は赤くなりながら言った。やはりこっちの方がいいな。
っと魅音が弁当箱の中をチェックした。その時だった。
カラン、カラン
「あれ?圭ちゃん、何か入れた?」
「え?どういう――」
その質問をした瞬間だった。魅音はその中身をチェックしようと中を開けた。
中に入っていたのは・・・・綺麗な飴玉だった。
「なっ?!!」
「圭ちゃん・・・・これ」
「お・・・・俺じゃない。と言うかなんでそんなものが」
信じられない。こんなの入れた覚えはない。
俺は昨日綺麗に洗って自分の机に置いておいただけでそんなものを入れてない。
「圭ちゃん・・・・・ありがとう!」
「だから・・・・・・・っ」
否定をしたかったが魅音の嬉しそうな顔を見てそんなことを言えなくなった。
「じゃ・・・・これで・・・明日な」
俺は逃げるようにエンジェルモートから出て行った。
それから家に帰って飴玉の犯人はお袋とわかった。
飴玉の理由は弁当を差し入れでくれるのはこの雛見沢で女の子だけだからと言うわけだった。
俺に男友達がゼロだと言うことを知っているとは。これもレナとの仲か。



ふぅ~、今日も終わりか。ねぇ圭ちゃん
圭ちゃんを持ってそう心で問い掛けた。そんなことをすると何だか圭ちゃんと話してるみたいで幸せになる。
これは圭ちゃんの贈り物。そう思うと自分の感情を隠せなくなる。
知らないうちに嬉しすぎて人形を振り回す自分がいた。
差し入れのお弁当が成功していい気分だった。
おいしいと言ってくれたし、それだけじゃなくて飴玉まで。もう嬉しすぎるよ。
さっきからその飴を舐めてるけどとってのおいしく感じる。飴ってこんなにおいしかったんだ、なんて思っちゃうほどね。
でもそれだけじゃない。私のために助けてくれるって言ってくれた。
指切りもしてくれたし命をかけるなんても言ってくれた。みんなに言ったことだけど自分のことを聞くともちろんと言ってくれた。それだけで満足だった。
もうそれで私の心は幸せの期待に満たされた。
「ねぇ圭ちゃん。助けてくれるよね?」
人形の圭ちゃんにそう呟いてキスをした。
でもただキスするだけじゃない。これは「圭ちゃん」だから「圭ちゃん」と照らし合わせる。そう考えると圭ちゃんとキスしてるようで・・・・
なんだか乙女だな。でも・・・・誰もいないし・・・
「へぇ~お姉が人形にキスですか」
「????!!!!」
いた。しかも悪魔。とてつもなく嫌なやつに。
「ししししししししししししししししししし」
「詩音です。詩音のしは一つですよ?」
「詩音!!!!!!」
ああ~~~こんなやつに見られた。最悪を超えてるよ。
「まさかお姉にそんな趣味があったなんてね。しかも「圭ちゃん」ですか。いや~~お姉も恋する乙女ですね☆」
「ぅぅぅぅぅぅぅ~~~~~」
恥ずかしい。物凄く恥ずかしくて殺してやりたい。
「お姉・・・・・殺し合いをしに来たわけじゃないんですけど」
「うるさい!!!なら見るな!!!」
「まあまあ、今回はお姉にお願いがあって来たんですよ」
詩音は涼しそう顔でそう言った。
「明日のバイト、途中まででいいですから出てくれませんか?」
「え~~~明日はデザートフェスタじゃん」
デザートフェスタ、それはエンジェルモートで一番のイベントで仕事側では一番危険なイベントである。
あのイベントは知っているが噂は知っている。もし私みたいな新人が行ったら大変な目に会うな。
「実はですね、お母さんの命令で少しだけバイトに遅れるんですよ。だからそれまでお願いします」
「お母さんか・・・・・・」
「貸し一つ・・・・消費できますけど」
「わかった」
貸し一つは大きい。こいつの貸しに比べれば軽い軽い。
それにピンチになった圭ちゃんが・・・・・って来ないか。
「ちなみに明日圭ちゃんも行くらしいですよ?」
「乗った!!明日やる!!」
圭ちゃんがいればいいや。あの約束・・・・期待したいな。
きっと助けてくれるよね?圭ちゃん。きっと・・・・


「あの・・・お姉・・・・・人形にキスしすぎです」



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下手ですみません><
日に日に疲れのせいで下手になっていく気がします。少し休めよ自分。
こんな時にこそ脱字誤字がたくさんあるんだよなorz すみません><
可愛い魅音を目指して書いてるこの作品。それも下手ですorz
もうダメダメじゃん。レベル上がれよ自分。

ちなみに次で最後の予定だけど、これより長くなりそう。気長に待っててね。下手ですが(分かったから
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読ませて頂きました。
圭一さんの僅かに疎い処、魅音さんの乙女な処、良いですね。
しかし、魅音さん人形の「圭ちゃん」に接吻し過ぎの様ですね。

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Author:キラ
中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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