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お泊り 圭一編1 結婚宣言

2007–09–01 (Sat) 21:21
ここからが事実上で言うと本編です。
一応、魅音編のことも入れてますがここから見ても大丈夫な設定にしております。でもちゃんと最初から見てもらったほうが面白く読めると思います・・・・多分
と言うことで、園崎家での二人の2日間を楽しんでくださいな☆




「それじゃあ、今日は何を作ってもらおうか」
「何でも来い。圭ちゃんのためなら私が作れないものはない」
日はまだ上っていたがのんびりしていたら日が沈みそうだ。
魅音が言うには帰ったらすぐに興宮に買い物に行くと言うので家から自転車を押して園崎家に向かっていた。
「そうだな・・・・・・魅音は卵料理が格別に美味いから、オムライスってのはどうだ?」
「オムライスか・・・・ここ最近作った覚えないけど、いいよ。愛する圭ちゃんのためだもん」
魅音は俺の手に抱きついて答えた。
いつもは手を繋ぐが自転車を引いているそれが出来ない。だから抱きつくか・・・・魅音らしいな。それに抱き付かれるのはもう慣れたし。
「そうか。じゃあ期待してるぜ」
撫でてやりたいけどそれはできない。だから魅音に微笑んだ。
すると魅音は目を逸らし俯いた。
「あれ?俺何かしたか?」
恐る恐る横にいた魅音に聞いた。すると赤く染まった顔で上目使いでこう言った。
「だって・・・・圭ちゃんカッコよ過ぎるんだもん」
ぐはぁっ!!!!
畜生、何嬉しいこと言い出すんだよ。ほんと、その顔で言われたら反則だぜ。
言われてすぐに爆発で吹き飛ばされたような衝撃がした。魅音は素直過ぎるゆえに物凄く嬉しいことを隠さずに言ってくる。そこが何とも反則的なとこである。
と言っても魅音自身はそんなことを理解してるはずはないが。
「み・・・魅音だって可愛すぎるぜ」
「ふぇ・・・・・そ・・・そうかな?」
おいおい、いつもは喜ぶのにここで不安になってどうするんだか。でも自分に自身がないのも魅音の女の子らしいとこだと思う。
「そうだって。俺が言うんだから間違いないって」
「・・・・・そう・・・・圭ちゃんが言うなら・・・・・そうかもね」
こんなとこは素直じゃない。まあ・・・バランスが整ってるからいいな。
「"そうかも"じゃなくて、そうなんだ。わかった?」
「あっ・・・・うん」
自信なさげに魅音は頷いた。
「なんて言ってたらついちまってたな」
「え?・・・・あっほんとだ」
前を見た途端、園崎家の門が目に映った。こんな短い会話ですぐに着いてしまったことは悲しかった。楽しい時間とは・・・・本当に短いものだな。
「それじゃあ入って準備するか」
「・・・・・うん」
魅音は悲しそうな表情で頷いた。やはり・・・魅音も悲しく思ったんだな。



自転車を降りて自分の荷物を持ち、園崎家の門を潜る。
相変わらず大きい門だな。初めて来た時も「大きい」と思った。それは今も変わらない。
そして、門を潜った先に古い玄関が見えた。
「それじゃあ、私は用意するから圭ちゃんは適当に居間にでも荷物を置いて待ってて」
「っと待て、魅音」
自分の荷物を玄関に放り込んで奥に行こうとした魅音を止めるために後ろから抱きしめた。
「魅音・・・・俺も一緒にいるよ。寂しいんじゃないか?」
「そ・・・・それは圭ちゃんもでしょ」
自分で寂しいとか言ってる。本当に可愛いやつだ。
「まあな。でも魅音もだろ?」
「そりゃ・・・・・寂しいよ」
「じゃあ決定だな、魅音」
そして、握る手を強めた。すると魅音はこちらに顔を向けた。
その表情からこれから何をするかわかった。・・・・俺も同じだったし。
「みおんんっ・・・・・」
魅音は自分から顔を近づけた。そして、魅音に俺は吸い込まれた。
「たまには私にもやらせてよね☆」
魅音は満面の笑みで微笑んだ。
畜生、どうしてこんなに可愛いんだよ。
手に力を入れながら幸せにそう思った。



夕方の興宮は雛見沢とは違う感じだ。
自然が違うし賑わいもまったく違うからそうなのだけどどこか遠いところに来た感じがする。
「今日もここか」
「うん・・・・あの時みたいだね」
前回、魅音が家に泊まったときもこのスーパーにやって来た。今は俺が魅音の家にだがそれを抜くとほとんどあの時と同じだな。
そうこう考えていると魅音はかごを持ってきた。また俺に持たせて自分は調達と言うパターンか。
だと思って手を差し出した。だが今回は違った。
「へ?・・・・・・魅音?」
予想外なことに魅音はその手を握ってきた。
「こんなのも・・・・・・・・いいかなって」
赤く染まった顔で恥ずかしそうに言った。
まったく、自分でやっと気ながら赤くなるなんて本当に可愛いやつだぜ。
そう考えてしまった自分は幸せ者だな、とふと思うと自分にクスクスと笑ってしまった。
「むっ、何笑ってるのさ」
「いや、可愛い魅音に惚れちまった自分は幸せだなって思ってさ」
「~~~~~~~~~~~~~」
口を魚みたいにパクパクさせた。何か言いたいみたいだけどどうやら混乱してるらしい。・・・・・・なら
「~~~~~~ん・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・けぇちゃぁあ~ん」
「いいだろ?魅音はこうしないと元に戻らないだろ?」
「それは・・・・・・・・・・そう・・・・だけど」
・・・・・・・・・????
周りを気にしていたらしく、あっち見たりこっち見たりしてる。
・・・・・・そんなに恥ずかしかったか?
俺はと言うとなーーーーんにも感じなかった。恥ずかしい気持ちなんて皆無だった。
でも魅音はそのことには抵抗があったらしい。もう顔は真っ赤で目が泳いでいた。
そんな魅音を見ていたらこんなことを言ってみたくなった。
「気にしなくていいじゃねぇか。俺たちはいずれ結婚するんだから」
「けけけけけけけけけ結婚ーーーーーーーーーー??????!!!!!」
魅音は大きい声で驚いた。自分で自分を追い詰めてどうするんだか。
案の定、スーパーにいた人が一気に集まってきた。それだけじゃない。外にいた通行人、奥にいた店員とどんどん増えていく。
「魅音ちゃんが結婚宣言だ。大ニュースだ。もっと人連れて来い」
「魅音ちゃん、幸せなこと」
「おめでとう、魅音ちゃん」
凄いことになってきたな。俺としては早くなっただけだからいいと思ってるが、魅音はと言うと「ふぇ?」とか「違うよ」なんて繰り返してる。
まったく、この場は素直に受け取れよ。でも・・・・・魅音だからいいか。
「けけけけけ圭一君、本当?」
「ふふふふふふふふふふふふ不潔ですわーーーーーーーーーー!!!!!!!」
あれ?この声は・・・・・まさか・・・・
「み・・・みんな」
「こんにちはなのです、圭一。にぱー☆」
「はろろーん。圭ちゃんもやるようになりましたか」
「おめでとう、二人とも」
部活メンバーがこの場に終結していた。恐ろしい偶然・・・・いや必然の気がする。
「梨花ちゃまの言った通り、ここに買い物に来てよかったですね」
「僕の予言は絶対なのです。にぱー☆」
やはり、必然だ。梨花ちゃん、恐るべし。
「まあとにかく、圭ちゃん、本気ですか?」
「男が言ったことだ。結婚するって言ったら絶対する」
「ふぇ?」
魅音を自分の元に抱き寄せて断言した。
「魅音、俺たちそう言う仲だろ?」
「え?ええええええ?」
混乱してるな。こうなったら・・・・この状態じゃ魅音が気絶するかもしれないけど
「え?んん??!!」
大勢の中で俺は魅音にキスをした。
これには勇気がいる。と思ったが俺はそんなものを微塵も感じることもなく普通にキスをした。
「魅音?大丈夫か?」
「ぅぅぅ・・・・・・大丈夫な・・・・・わけ・・・ないじゃん」
俯いてそう答えるが目は喜んでいたように見えた。
可愛いし隠し事が下手なやつだな。
そんな魅音にクスクスと笑った。でも・・・そんなことをしてるわけにもいかないな。
「ほら魅音。言ってやろうぜ」
「言うって、何を?」
「俺たちが将来結婚するって事」
「!!!!!そそそそそそそそそんなこと」
真っ赤になりながら動揺するが今回は意識があるからさっきよりはいい。
仕方ない・・・・・もう一分張りするか
「結婚しないのか?じゃあ俺のこと嫌いなんだ」
「ち、違うよぉ。まだ私たちには早いって」
「早いってことはいずれするんだな?」
「そ、そんなことじゃないってぇ~~」
可愛いやつだな。否定する情けない声が凄く可愛い。
でもこれ以上道草食ったら魅音の愛情手料理が食えなくなるからな。もう幕を下ろそうか。
「魅音、好きだ。だからすぐじゃなくていいから結婚してくれ」
魅音を抱きしめて大声で言った。そうした途端に見物してた人たちが一斉に驚いた。
「え?そそそそそそそそそそんなこと・・・・」
「魅音。頷くだけでもいいんだ」
腕の力を強くして耳元で囁く。
そして、一呼吸置いて魅音は頷いた。
「好きだぜ、魅音」
「・・・・・・・・・・・・・・・・私も・・・・・・・・・・・・・・・大好きだよ、圭ちゃん」
魅音の緊張もそのことで取れたらしく俺の"魅音"に戻った。
そうして、目を閉じ二人揃って口付けを交わした。
その時の周りの驚きの声はまるで俺たちを祝福するように聞こえた。
虫の声がまだ聞こえるこの頃、俺たちは大勢の前で未来の約束をした。



「やっと終わった」
買い物袋を玄関において一息ついた。
あの後は、それはもう大喝采で買い物どころじゃなかった。
そう言えば、まだ家族には言ってなかった。きっとそれを互いの家族が知ったら大騒ぎになるな。でも・・・・・・当然のことだしいいか。
そんなのん気なことを考えてる俺に対して、告白された魅音はと言うと物凄い上機嫌だった。
理由を聞くとだあいつ「圭ちゃんとの結婚は私の夢だったから」とか言いやがった。クソ、なんでそんなに嬉しいことが夢なんだよ。卑怯にも程があるぜ。
「魅音」
「何?圭ちゃん」
「お前を・・・・・愛してる」
一方的に魅音を力いっぱいにきついかも知れないほどだが抱きしめた。
離れないように・・・・・・・・・離したくないから。
「圭ちゃん・・・・・ちょっと苦しいかな」
「悪い。でも、好きだから・・・・・・・・・・・・愛してるから。だからこのままにさせてくれ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・しょうがないな」
まったく、隠し事が下手だな。
魅音はにこやかに笑って俺の背中に腕を回した。そして俺に負けないような強さで思いっきり抱きしめ返してきた。
しかし力はやっぱり女の子。俺ほど強くない。でも、思いはきっちりと入っていた。
「ねぇ圭ちゃん」
「ん?なんだ?」
「もう少し・・・・・・こうしてていい?」
「ああ。好きなだけしてていいよ。その代わり飯は飛びっきりでな」
「うん!」
笑顔で頷いて俺の肩に顔を乗せた。
今を楽しく生きて未来のことを考えてなかった俺が、まさか未来を楽しみにする日が来るとはな。そんな自分に苦笑いした。
「・・・・・俺・・・・・・幸せ者だな」
「・・・・私もだよ。圭ちゃん」
きっとこのさきもこんなに幸せな関係が続くんだな。
そう思える確信が早いかもしれないがあった。



2へ





少し控えめに設定。全てがそうだったらおかしくなるからバランスを整えました。
「結婚宣言ってここまでやっていいのか?」と聞かれたら「いいんです。圭魅だから」とあっさり答える私です。まあ、これは前からやってみたかったし「このシリーズが好評だからここで出しちゃった方が面白いかな」なんて思ったりした。
この展開って絶対に魅音の夢だった気がする。圭ちゃんとの告白が夢のようだみたいなこと言ってるんだからそうだよ。・・・・・あれ?そう考えるのは私だけ?
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コメント

いいね、いいね。
なかなか羨ましい展開ですね。
圭一さんの発言はいつも一波乱を伴いますが、今回は実に平穏ですね。
レナさんのお持ち帰りが無くて、なによりです。

圭ちゃん…。たくましくなっちゃって☆男前だな、もう!
梨花ちゃん、予言なんてまたすごいことを…!(驚
たしかに前回よりは控えめですね。甘いけどw

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Author:キラ
中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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