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クリスマスの夜 其の弐 パーティー

2007–12–24 (Mon) 00:47
危険なパーティー当日。
でもパーティーなのに食事会になってますorz しかも危ない表現が^^:
・・・書き終わったら酒ネタに。意識したわけではないが。
すまん、Mぃ><




満月のクリスマスイヴ。今日は一段を寒かった。
息が白いのはもちろん雪が綺麗に固まっていて滑ろうとすればスケートでもできそうな地面。
しかもそれが道一面だから恐ろしい。気を抜いたら転倒するのがオチだ。
「今日は寒いね」
「そうだな。今日は特に寒いな」
「ははは、そうだね。レナもこんなに寒いと困っちゃうな」
ははは、と苦笑いを浮かべながらレナは少し楽しそうに見える。
まあこんなに綺麗な氷なんだ。わからなくもない。
「まあ色々困るよな。俺なんか家から出れなくなりそうだ」
「あはは、そうだね。1月になるとそんなこともあったかな・・・」
「・・・・・・・・・マジ?」
自分で言っときながらもそれを聞くと驚いた。今の言葉は半信半疑だったのだが。
「大丈夫だよ。困ったらレナが助けに行ってあげるよ」
「ああ。自然にはお手上げだ。近い次期にそうなったら頼んだレナ」
「了解だよ、だよ。その時は魅ぃちゃんも一緒に、ね」
「そうだな・・・ってななななに言ってるんだよ??!!」
慌ててそのことにツッコミをいれるがどうにも力が入らなかった。
何故なら嫌でも魅音のことを想像してしまう。
玄関を開けた先にいるのはレナと・・・魅音。
魅音はすぐに声をかけてくるに違いない。でもどんな状態で?
いつものノリみたいにオヤジくさいネタでからかってくるか?
それとは逆に笑顔を振り撒いてくれるか?はたまた、俺を見て恥ずかしそうにするか?
・・・どれをとっても俺はいいが、な。
ただ、あいつの顔をみるだけで俺は満足だ。
「クスクス」
「?なんだよレナ?」
「圭一君。幸せそうに月を見てるからね。また魅ぃちゃんのことを考えてるんだな、って思って」
「ははは。バレバレか?」
レナは嬉しそうに頷く。一体何が嬉しいのか知らないが。
でも、レナでよかった。詩音と梨花ちゃんだったらボロボロになるまで苛められていただろう。
パーティーでは少し気をつけなくては。
「このことを詩ぃちゃんに話したら何かくれるかな?はぅ~~~!!」
前言撤回。レナも十分危ないな。




いつになく園崎家が明るかった。いや雰囲気じゃないくて『園崎家』が明るかった。
「はろろ~ん☆こんばんはレナさん、あと圭ちゃん」
「おいっ!俺はおまけか!!」
「ええ。私にとってはですけど。まあおまけです♪」
許されるならこいつの頭を思いっきり殴ってやりたい。でも許されないと思う。色々な意味で。
相変わらず悪戯モードの詩音は軽く俺を流すと機嫌が良さそうに俺たちを玄関に連れて行った。
「詩ぃちゃん。今日は機嫌が良さそうだね」
「ええ。悟史きゅん☆と過ごすことができる初めてのクリスマスですもの。これが静まっていられるわけないじゃないですか。ねぇ圭ちゃん?」
「あ、ああ。そうだな」
慌てて俺は言い返す。でも焦りすぎた。
やばいな・・・
「くっくっく、まさか圭ちゃんともあろうものがお姉こと魅音に会うことに緊張を抱いてたりしませんよね~?」
「な、何言ってるんだ?!俺がそんな男に見えるか?」
「見えます。ねぇ、レナさん♪」
「そうだね。圭一君、バレバレ♪」
レナと詩音にからかわれて脱出不能の一歩手前まで来てしまった気がする。
なんだかものすごくやばい。と言うより危険かも・・・。
「そうですか。なら、こんなことされても大丈夫ですよね?」
そう言うと詩音から俺に抱きついてきた。って抱き付かれた。
シオンニダキツカレタ。ミオンジャナクテシオンニ。
「ここここここここここここらっ!!!ややややめろっ!!!!」
「くっくっく、私がお姉にでも見えましたか?それとも女の子に抱きつかれて動揺しているんですか?
まあどちらにせよ、動揺してるんですよね?」
って、胸を当てるな!!わざとだ。絶対そうだ!!
詩音の色々な攻撃に俺自身追い込まれていた。理由は単純に魅音以外の女の子に抱きつかれているから。魅音は・・・いいんだ。そうしといてくれ。
「ほれほれ。圭ちゃん、どんどん顔が真っ赤ですよ。このまま『詩音ーーーーーーーーーー!!!!!!』あっ、お姉」
とここで救世主が登場した。
魅音は大慌てで詩音から取り上げえるように俺を抱き寄せた。正直、嬉しいがお前も胸が。
「私の圭ちゃんに何やってるのーーーーー!!!!!あんたには悟史がいるでしょう??!!」
「少し遊んだだけです。久々に面白い圭ちゃんに満足だったのに」
「圭ちゃんで遊ぶなーーーー!!!!」
そう言って魅音の力はより強くなった。少々意識が・・・。
「でも、お姉の乱入でより楽しめました。いい反応で面白かったですよ♪」
「うるさいっ!!!終わったなら帰れ!!!興宮に帰れーーーーー!!!」
「はいはい。でも私が帰るのは悟史君のところですよ?それだけは間違えないで下さい。〇流ししますよ?」
それはこっちのセリフだーーーーー!!!!!
最後の最後までからかって詩音は悟史のところへ帰っていった。正確には『戻った』だが、空気的に『帰った』にしておこう。
「まったく。私の大切な圭ちゃんに何かあったらどうする気だったのよ」
「魅ぃちゃん、相変わらず元気だね」
「あっ、挨拶が遅れたねレナ。改めて。こんばんは、レナ」
「うん。こんばんは魅ぃちゃん」
二人は笑顔で挨拶を交わした。と言うか俺の存在を忘れてないか?
「他のみんなは来てるのかな?かな」
「うん。レナで最後。あとはみんな来てるよ」
「それじゃあもう少し早く来た方がよかったかな」
なんてレナは苦笑いを浮かべた。魅音は『べつにいいよ』などと言ってそこまで気にしなかった。
と言うか、首が絞まって意識が。こいつ、どんどん力が強くなってかないか?
「まあそう言うことで、入って入って。準備が出来てるからすぐにでも始められるよ」
「うん。それじゃあお邪魔します」
そう言ってレナは居間のほうへ走っていった。しかし魅音はそこを動かなかった。
そして、ようやく魅音の腕の中から開放された。
「げほげほっ。ようやく開放か」
「ごめんね。少し痛かった?」
魅音は心配そうに俺の顔を覗き込んだ。その瞬間、俺はまた意識が飛びそうになった。
だって、そうだろ。上目遣いで泣きそうな顔されちまったら冷静にいられるわけないだろう。
「まあ、大丈夫だ。安心しろ怒ってないから」
「あ、うん。ごめん」
「なんで謝るんだよ。魅音は悪くない。それでOK」
「うん・・・ごめん・・・なさい」
ダメだこりゃあ。また自分を責めるモードになってやがる。
魅音は人のことを考える。そのせいで少しのことで自分に責任があると考え込むことが少なからずある。こうなると、色々と面倒なんだよな。
仕方ないな。
「・・・魅音」
俺は魅音を優しく抱きしめた。
「謝らなくていいから。俺はそんなことで怒るほど短気じゃない」
「圭ちゃん」
「それに、苦しかったけど魅音に抱き締められていたから。だから、嬉しかった」
髪を撫でた。翡翠色の整えられた髪の毛。触れるだけで逃げていくサラサラ感。そして其の香りに少しドキッとした。
女の子らしい。そんなことで俺の頭はいっぱいになった。
「・・・魅音。こんばんは。また会えたな」
「圭ちゃん・・・うん、会えたね。そして、こんばんは」
そして、唇を合わせた。
「んっ・・・んんっ・・・ちゅっ」
魅音は名残惜しいのか、中々唇を離さなかった。むしろどんどん深くなっていく。
そうなると、あっちの方向に・・・ってここでかよ!!
「んん・・・ちゅぱ・・・んん・・・あむ・・・んっ」
などと考えていると舌を差し込んできた。って本気かよ。
俺も慌てて応戦した。反射的にだが。
そんなことで本番・・・にはいかない。
「あぅあぅあぅ。圭一と魅音がーー!!あぅあぅあぅ」
「「!!!!????」」
と、そこにいたのは羽入だった。さすがに俺たちはそれに驚き唇を離した。
「みー。圭一と魅ぃは赤ちゃんを作るほどの歳になってしまったのです。にぱー☆」
「???梨花、『赤ちゃんを作る』とはどういうことですの?」
「あぅあぅあぅ。梨花が危ないことを言っているのです。沙都子も訊いちゃダメですの」
「「~~~~~~////////」」
ものすごく恥ずかしかった。穴があったら隠れたいどころじゃない。
真っ赤になってて目が泳いでるのが十分わかる。魅音もそうだろう。
「にぱー☆」
満面の笑みを見せた梨花ちゃんの後ろに何か危ないものが見えた。
きっと、気のせいじゃないだろう。



「それじゃあ、乾杯ーーー!!」
『乾杯ーーー!!!!!!』
グラスに注がれたジュースを片手に俺はこのパーティーの開催を高らかに祝った。
でも、普通の庶民のコップじゃなくてワインなどにグラスとは、力が入りすぎている気がする。
しかもだ、ブドウジュースと偽っているやつが3人ほどいるのはどうかと思うのだが。
「いい香りですね。お姉、これいくらですか?」
「ん~~ざっと1万近くかな。店からもらったものだけど」
「でもおいしいのです。にぱー☆」
危ない姉妹とたぬきが一匹。でも梨花ちゃん、あんた歳的に問題がありすぎでしょう。
「あぅあぅあぅ。梨花、また飲んで」
「羽入の飲むのです。毎日飲んでいたのだから欲しくないですか?」
「欲しくないのです!!僕はシュークリームだけで十分なのです。
なんだか両方ともおかしな発言をいる気がする。でも・・・梨花ちゃんと羽入だからいいか。
「圭一は飲まないのかい?」
姉妹の会話を見ていると悟史が簡単に質問してきた。ちなみに悟史は健全なジュースだ。
「飲むわけないだろう。帰りにヘロヘロっつうのは色々と面倒だからな。それに両親がいるし」
「ははは。それは言えてるね」
苦笑いしながら悟史は一杯飲んだ。少量だったのを考えると気を紛らわすのが目的だろう。
「それに対してレナと沙都子は平和だな。普通ならあんな感じなのが常識的だと思うんだが」
「むぅ、常識的かな?」
まあ、疑問だろうがあれが普通だろう。
沙都子の飲む姿を見てレナが覚醒して沙都子を連れてくらい。
なんだか、さっきので疲れたな。
少し疲れたので壁際に座った。悟史も同様に横に座った。
「でもいいんじゃないか?これが俺たちらしいし俺は気にいってる」
「そう言われるとそうだね。その点は圭一に賛成かな」
そう言ってまた一杯。
なんだかんだで悟史とは意見がよく合う仲だ。そのわけは数少ない男だからと言うのが大きいだろう。
あとは性格や考えだろう。
悟史は人とすぐに仲良くできる。行動も発言もいつも人のこと中心だからこそだ。でもそれは魅音とは別に悟史の場合は行き過ぎない程度だ。
叔母のころは精神的に不安定だったが精神が安定している今だからこそ俺は知れた気がする。少し詩音が好意を持ったわけがわかる気がした。
そして、考え方もみんなとは少し違っていた。
ずばり、悟史は『これに命をかけている』ものが存在しない。
そのものの例を簡単のあげるとするなら、レナは『かぁいいもの』、俺は『萌え』、詩音なら『悟史』と言う意味だ。
全てが大切で特別視しない。それは雛見沢の住人の中でも珍しい。
だからこそ、自分の考えの対立が存在しない。意見の対立はあると思うが。
その二つが悟史と付き合いやすい訳だと俺は思う。
「でも、ゲームとかするのにあんな状態にしておいていいのかな?」
「あっ・・・そうだ。忘れてた」
俺はグラスに入ったジュースを一杯飲み立ち上がった。
ここで俺はあることを思い出した。
今ワインを飲んでいる、自称二十歳以上の3人はこのま飲み続けたらどうなるか考える。
きっと酔っておかしなことを仕出かすに違いない。それに理性は完全になくなる。
そうなったら困るのはその後のゲーム大会。
俺たち部活メンバーは当然のようにここで部活をする。もちろんここにいる全員で、だ。
それなのに、部長である俺は!
「ストップ。飲み会はここまでだ」
ワインを強引に奪った。もちろん、そんなことしたらどうなるかくらい想像がついていた。
「ちょっとけいちゃぁ~ん。それはいじめじゃねぇか?」
なんて詩音は俺にか絡んできた。
それにしても顔が真っ赤で酔っているのが目でわかる。それに口調もオヤジくさい。なんだかものすごく嫌な予感がした。
「そうだよ。彼女に優しくしないとあたし嫌いになっちゃうよ~?」
「なっ??!!」
そんな予感は嫌なところで的中した。
魅音は俺に別れ話を持ちかけてきた。いや、別れるとは言ってないが『嫌い』=『別れる』なんて式が頭にあった。
正直言って今のは精神的にズサッと来た。
「圭ちゃんのカッコイイところも優しいところも大好きだけど、やっぱりここは彼女を優先させないとねぇ?」
「な、何言ってるんだよ!!それに酔ってるんだろう?じゃあここらでやめないと部活に響くぜ?」
「何言ってるんですか?私たちは元気バリバリ」
「ははは、違いないね。それなら圭ちゃんも飲んでみる?」
そう言って自分のグラスを俺に向けてきた。さすがに俺は酒は飲む気になれない。でも少し興味があったりした。でも・・・飲まない。飲んだらこいつらを誰が止めるんだという事だ。
「圭一。あなた、間接キスは趣味じゃないのね」
「りりりりりかちゃん!!!何言ってるんだ???!!!」
「間接キスねぇ。奥手だよ圭ちゃん。あたしみたいにバンバンキスしないと」
「魅音、お前そんなんじゃ、んっ」
不意に魅音から唇を奪われた。このような状態でのことは人生で初めての経験だった。
いつもは俺がした後からやる魅音。または自分がしたいからやるのが魅音のスタイルだ。
でも今は俺をからかう為だけにキスをしてきた。
普通の魅音ならしたいからやるなのに酔った魅音はそんなものは皆無だった。これはこれで嬉しいのだが。
「んっ・・・んんっ・・・魅音」
「ダメ・・・まだ逃がさないよ。んふふふふ」
などと不吉な微笑を浮かべて俺を逃がさない。
俺に息させないように俺から唇を離さなかった。さらには両指まで絡めさせてまさにカップルと言わせるようなことまでやってきた。
きっと酔っているせいだろう。ここまで激しくて恥ずかしいことを笑ってできるのは。
俺は恥ずかしいし苦しかった。しかも助けを呼ぼうにも指を絡めさせられて思うように手を動かせなかった。そして、とどめには嬉しそうな魅音の顔が目の前にいた。
「好きだよ。あたしのものにしたいくらいに」
「み、みお。んんっ」
いつもの立場まで逆転してる。これはかなりヤバイ。
酔った人間の恐ろしさを身をもって知った瞬間だった。
「ふふふ、幸せそうね。圭一と魅音」
「あぅあぅあぅ。酔ってなくても梨花は黒いのです」
なんて会話が聞こえたような気が。
もしかして梨花ちゃん、酔っていないのか?
「でも、そこまでデレデレと言うのも世間的にも問題ね」
って、のん気に発言している暇があったら助けてくれよ!!!
「ダメですよ。お姉と圭ちゃんのデレデレ劇場を満喫しないと。ひっく」
ああーーーー!!!もう誰でも言いから助けてくれ~~~~!!!!
「くっくっく、もっともっと奪ってあげるね。け・い・ちゃ・ん」


結局、開放されたのはかなりさきだった。
沙都子のトラップによって魅音は撃墜と言う結果で。
だけど、もっと早く気づいてくれよ~~~~!!!!
そんなことでパーティーは飲み会で幕を閉じてしまった。


続く
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中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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