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2008–02–23 (Sat) 23:34
勢いで書いて途中で脱線しました(事故だ!!!
圭魅のほのぼのです。暗いものばかりなのでたまには^^



夏の夕焼けは一段と眩しく感じるのは何故だろうか。
オレンジ色の太陽が教室をオレンジに染めていくいつも知っている教室を少しずつ変えていく。それを見守る俺はどこか新鮮味を感じていた。
毎朝トラップの回避に意気込む俺も、子供たちが楽しそうに会話する声も、授業中の空気も今となっては数時間前の過去の話だ。
でも、そんな楽しさとは違い今は教室がとても綺麗と思わせる。
「………ふぁ~」
あくびがついついしまうほどの平和を感じてしまう。…実際平和ではないのだが。
「まったく…勉強を教える役も楽じゃないぜ」
わかっていたことだ。人に教えること大変だってぐらいはわかっていた。でも、実際やってみると想像を軽く越えてしまうほど辛い。
そのくせにあっさりとこなしているじゃないかと言っているやつは実際体験してみろ。俺の気持ちが痛いほどわかるぞ。
…そんなわけで、何故ここで勉強が出てくるかと疑問を浮かべる奴もいるだろうが、単純なことだ。「彼女」をみてるわけさ。
「……ぅぅぅ~~~」
「遅いぞ。遅刻だぜ」
そんな愚痴を零してしまうが顔は全然そう思っていない。なんとも白々しい自分がおかしい気がしてならない。
「だって~~~」
「言い訳はなし。ほら、帰るぞ」
などとせっかちになる俺に彼女は頬を膨らませて反論してきた。
「え~~!!少しぐらい休もうよ~~~」
「待たされた身にもなってみろよ。俺はとっと帰りたい」
「ぅぅ~~~圭ちゃんのバカ」
「お互い様だぜ。魅音」
笑いながら言うとより反論を大きくした。その反応が楽しみで言ったというのは隠し事だぜ。
「圭ちゃん。なんだか意地悪~~」
「復讐ってやつだよ。本当に暇だったんだから」
そこまで言われると、少し涙目になる魅音にドキッとしてしまう俺。なんともSな行為だが可愛いんだから許してくれよな。
「……謝る、から……少し…休もうよ」
謝るというより甘えるような声で俺を見上げる魅音に心臓が高鳴った。きっとわかっていないだろう。魅音はこれの真の破壊力と可愛さにわかっていないだろう。だとしても、こうもいいタイミングに使うのは反則であろう。
「ぅ……わ、悪かったよ」
その表情についつい謝ってしまうほどの破壊力。一気に罪悪感に蝕まれる俺に対して魅音の顔は少し笑みが零れる。
「じゃあ、休もう!!!」
魅音は満面の笑みで無邪気な子供みたいな仕草をとる。それもまた可愛くて凝視してしまう俺は一体…。
だがこれは相当疲れていたことを指していた。それに気づくとなんだか本当に申し訳なく思えてしまった。しかし俺は何も言わずに魅音にあわせるようにイスに座った。謝っても意味がないのは俺自身が一番よく知っているし魅音には逆効果だった。
「圭ちゃん。帰ったらまた勉強なの?」
「ああ。楽しみにしてな。今日は俺の塾の問題を出してやるよ」
「ぅぅ~~私はもう限界だよ」
肩を落とす魅音から本気で嫌がっているのが見て取れる。だがこれぐらいしておかないと本気でピンチであった。それに、合格率は高い方がいいに決まっている。
「安心しろ。今日はずっと俺がいてやるから」
「圭ちゃん……うんッ!!!」
魅音は喜びを笑顔に変えた。そうされてこっちもついついもらってしまい笑みを零してしまった。
やっぱり魅音の笑みは普通の女の子の笑みだと再認識させられる。いや、これが本来の女の子の笑み。都会のことは違う純粋な喜びだ。
「…魅音は、魅音なんだな」
「?どういうこと」
その呟きが聞こえたらしい。不思議そうな表情で俺を見ているのがわかった。
「魅音は普通の女の子だよ。誰よりも、そう思える」
「あ、ありがとう……でも、それとどんな意味が?」
「俺といるときは絶対にそれを崩さないな、って思って。そう考えたらどんな時も魅音は魅音のままなんだなと実感しちまって」
「…それは圭ちゃんの同じだよ」
俺だけに囁きながら魅音は静かに俺の横に移動してきた。
「どんな時でも人のことを考えて優しくしてくれる。どんな時でも頼りになる。だから私は…好き、なの」
魅音からその言葉を聞くとは思わずついつい赤面してしまう。それは魅音にも言えたことだ。
「お、俺だって……誰よりも女の子らしいから魅音が…その、好き…になっちまったんだよ」
恥ずかしくて顔を逸らしながら魅音に話す。きっとお互いに赤みを帯びてしまっているだろうが後悔しても始まらない。
「圭ちゃん…」
「好き…って思っちまって、それで…こんなことになっちまってさ」
「………」
「すっかり…魅音から離れなくなっちまって。生きる上に必要な人になってしまった」
恥ずかしいと思うくせに何でこんなことを話しているのだろうか。
実際俺にもわからなかった。気づいたらこんなことを話していた。それが、告白だって知っているくせに。
「だから…ここまで来たら言わせてもらうぞッ!!!」
だからこそ、ひけない言葉があった。ガバッと立ち上がって魅音の両肩を掴んで言った。
「大学を出たら結婚だ!!!即結婚だ!!!」
「…………」
「ここまで言ったんだ。返事は『はい』だけだぞ」
決して嘘だと言えない言葉。早いかもしれない。でも俺は言った。
「…………っく」
その言葉に魅音はどういうか大体想像していた。
「ひっく……バカァ」
涙を流しながら魅音は俺に抱きついた。俺はそれを快く受け入れ魅音の背に手を回した。
「私も……圭ちゃん、結婚…して下さいッ!!!」
「……ああ。当然だ」
頭を撫でながら俺は答える。そんなことを断る理由もないし俺自身も結婚したい。
涙を流す魅音は静かに俺の顔を見る。涙で濡れた顔。その涙を指先で優しく拭ってあげる。
「…離さないからな!逃がさないからな!」
「うん…離さないで!逃がさないで!」
それに答えるように俺は魅音を力いっぱい抱きしめた。そのぬくもりを離さないと決めるかのように。逃がさないと言うように。
彼女と、道を歩むために…。





どうにもさっぱりしない。終わってみて微妙…なぜか。
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Author:キラ
中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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