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君を感じる

2008–02–24 (Sun) 22:23
圭魅の純愛を書いたよ~~
シックリ来た作品になりました。脱線しましたがシックリです。



身体が重たい。さらには眠気もあってすぐにでも寝たい。しかし、それは叶うことはないだろう。
「ほら。あと20枚しかないぞ。頑張れ!!」
「ぅぅ~『しか』じゃなくて『も』だよ~」
涙を流しながら魅音は言うが泣きたいのはこちらの方だった。
今日は特に何もない一日を過ごしていた。いつも通り勉強を教えたりイチャイチャしたりと平和だった。
だが、あることを思い出しこの状態にへと発展した。
「なんで宿題のプリントを溜めるに溜めたんだよ。100枚以上って多すぎだろう!!!!!」
愚痴を零すほどの枚数とやる気のなさに怒りは頂点に達した。
はっきり言おう。こいつが彼女じゃなければ俺は絶対に殴っていた。うむ、即殴っていた。
「そう言いながら頭をパンパン叩かないでよぉ~」
………訂正。グーで殴っていただろう。そうグーだ。ジャンケンで使うあのグーだ。
「それはともかく。いい加減にやれ!!!!!学校まであと3時間しかないんだぞ」
深夜未明にここまでやりたくないものだと、身に染みて感じる。そろそろ日が上がりそうで寝る時間もなさそうだ。しかも、弁当も遠い。
マイナス方向で色々な不幸が頭を過ぎるごとに、夢であってもらいたいとも考えたくなる。現実逃避とはこのことなのだろう。
「ほらっ。一緒にやってやってんだからもう少し頑張れよ。最後まで付き合ってやるからさ」
「圭ちゃん……ぅん」
言って気がついたことが一つあった。
『付き合う』と言う言葉が魅音を刺激してしまい先が進まなくなってしまった。それに気づくのはもう少し先なのだが。



結局、夜が明けてしまい登校の時間が一時間を切ってしまった。
俺たちは終えたプリントを袋に詰めこむ。100枚もあったら鞄に入るわけもない。だとしても何個か必要で大変だ。しかも無駄に重い。ここまで溜めた魅音に怒りを感じながらもおめおめと袋に突っ込んだ。
鞄に(魅音印の)愛妻弁当を入れて俺たちは朝食をとった。しかしながら一睡もしていないからかとても眠い。
「ふぁ~~~。眠ぃ」
朝食を片付け残りの時間はどうしようかと居間のソファーに転がりながら考える。だが、転がると余計に眠気が強くなってしまい目を閉じたくなってくる。仕方なく俺はその場に立った。
「それにしても何しようかな…」
あと一時間。寝てしまったら起きる自信もないし魅音には不公平だ。かと言ってただ起きたままだとどうにも眠たくなってしょうがなくなってしまう。
その結論から、まずは隣で転がる魅音の横に座る。
「ッ!!???ど、どうしたの…さ」
俺が横に来たことでピクッと体を震わせた。
…可愛いやつめ。気を抜いていて驚くなんて。
「いやな、暇でしょうがないからさ。魅音でも見ようかなって思ってよ」
「ふぇ…!!!???わわわ、私を…はぅッ」
少しからかって見ると予想通り可愛い反応を示してきた。やっぱり可愛いやつ。そして、恥ずかしがり屋だな。
「ん…?俺なんかじゃダメだったか?」
「そそそそそそんなわけ…じゃなくて、圭ちゃんなら…その、えっと」
いい方向にもって来れて内心で微笑をこぼす。しかしながら本当に誉められることに弱いところがまたいい。こういった部分が女の子らしいと一人思った。
「魅音……言ってみな?」
耳もとを擽るような声で囁く。魅音の顔はさらに赤さを増し耳たぶに真っ赤なイチゴが出来た。
「だ、だから…その…圭ちゃんになら…何でも、見せてあげる……」
「ぅッ!!!!!」
だが魅音の発言は時に核爆弾並みの破壊力を兼ね備える。しかも本人はその威力を微塵も理解していない。まあそれは幸運でもあるのだが。
「で、でも…二人だけの…時、だけ…だょ」
「そ、そっか」
汗を流しながら、理性を崩さないようにしながら俺は相槌を打った。これ以上この話をしたらどうなるか……きっと学校へ行く前に撃沈するだろう。
「と、ところで、学校に行く残りの時間はどうする…?」
「ふぇ?け、圭ちゃんは、私を見に…きたんじゃ」
どこか悲しそうな声で俺を見つめてくる魅音に心臓の高鳴りが一瞬限界突破したのを感じた。しかも、上目遣いで。……絶対こいつは威力を理解していない。だがそれは幸運だ。…多分。
「そ、それもそうだが。ただ見てるだけじゃ芸がないだろう?」
「あ…うん」
「だから、二人で何しようかなって考えて。その結果、とりあえず魅音と考えようと思ってな」
なんとも負抜けた理由だと言って気づく。こんなことを相談しにいった俺はどうしようもなくバカらしい気がしてならなかった。
だから、魅音になんて言われてもいいなんて考えていた。だが。
「私は……圭ちゃんがいてくれたら…いい」
魅音はあっさりと答えを導き出した。純粋かつ平凡な答えを…。
「…………」
「圭ちゃんがいてくれたら…それだけで、幸せだよ」
真っ赤な顔を必死に隠しながら魅音は言う。でも恥ずかしそうにしながらも微かな笑みが零れていた。
それが俺の中を温かくして目尻が熱くなってくるのがわかった。
「……圭ちゃん?」
なんとなく…わかった。
これが純愛。今まで気づかなかった愛のカタチ。そして、心の底から好きだと思える心。
「……魅音。一つだけ…言っていいか?」
改めるような姿勢で言葉を繋ぐ。少しだけ危うい気がしてならないがそれ以上に心を収めることが出来なかった。
魅音はよくわかっていなかったが小さくこくんと頷いた。
「俺、人を愛すなんて知らない。今だってそうだ。好きになって、付き合って、今に至るけど愛すことなんて知らない」
「……確かに。私も『愛してる』なんて軽々しく言うけど本当の『愛』は知らないよ」
「だけどさ、俺は魅音が好きだ。誰よりも…純粋な気持ちで…愛で」
これだけは譲れないし揺るがない。真実以上であって変わらないものである。その言葉でカタチを具現化した。
「……私もだよ。好き。他の誰よりも…圭ちゃんが大好き。……愛してる」
「……ありがとう。魅音」
ただただ交わすだけの言葉。それが事実が偽りかわからない。だからこそ、『愛』はわからない。本当のカタチがないからではない。そのカタチがカタチになっているかなっていないか。それがわからないからこそわからない。
だが、それが『愛』それが『心』。
優しく抱き合いお互いに唇を求めた。
静かに、映画みたいに何度も何度も唇を押し付けあい、そして求め合う。
触れるたびにぬくもり。時間が経つ事に感じる。存在がわかるだけで十分。
唇だけを動かして穏やかに彼女を感じる。それが…愛しいからこそ。
「け、圭ちゃん……好き」
「ああ。俺も、好きだよ」
「……ぃぃょ」
それだけを言って魅音は瞼を閉じ俺に身を任せた。






続く…?いや、わからないーー:
気が向いたら…要望があれば…そんなところでしょう。この先のイチャイチャは(笑)
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うむ

羨ましい位、愛し合っている二人の会話と内在するお互いに対する愛おしさがじぃんと来ました。
 愛 に形は無いけど、それはとても大切なものに違いない。

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キラ

Author:キラ
中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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