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恋 後日談 前編

2007–06–01 (Fri) 23:22
そう言うことで後日談です。書くのに二日かけてしまいました。
遅れてすいませんでした><:
せっかく幸せになったのにここで終わらせるなんて嫌です。
おまけのつもりなのに結構ボリュームがあります。
これだけでもかなりおもしろいよ。保証します。
一応言っときますが、甘いです。
それでは可愛い魅音をお楽しみください(^^)

ひぐらしからセミの声へと変わっていく季節
俺は珍しく早起きをした。
原因はわかっている。俺は起きてすぐ台所へと足を運んだ。
「あっ圭ちゃん、おはよう」
そこ居たのは朝ご飯を作っている魅音だった。
魅音はすでに髪を整えて制服に着替えていた。
もう学校に行く準備は万全だ。
それに対して俺はまだ部屋着のままで寝癖なんかも立っていた。
「ずいぶん早いんだね。いつもこれぐらい早いの?」
「いいや、今日は目が覚めちゃって・・・」
魅音に会いたかったから、なんて言えないよな。
「お前もずいぶん早いな。いつもこれぐらい早いのか?」
「うん。弁当なんかも作らなくちゃいけないから、いつもこれくらいかな」
魅音は料理をしながら俺の質問に答えた。
俺はその答えに感心した。
そう言えば、魅音の家ってお手伝いさんがいたよな。
・・・・・・まさか
「お前、毎日こんなに早く起きて弁当作ってたのかよ?!!」
「うん、そうだよ」
俺は魅音のおいしい弁当の裏話を聞いて驚いた。
まさかいつもこんな苦労をしていたとはな・・・・
「いつもありがとうな」
俺は魅音に聞こえない声で礼を言って、その場をあとにした。


早起きのせいか、今日は家を出るのが早かった。
久しぶりに早くレナとの待ち合わせの場所に着きそうだな。
「ねえ・・・圭ちゃん」
魅音は顔を赤くしながら上目使いで俺に問い掛けてきた。
・・・・畜生・・・・朝っぱら可愛いやつめ・・・・
こんな状態をレナがみたら"お持ち帰り!!"されそうだ。
今のうちにレナの対処法でも考えておいたほうがいいかもな。
「あの・・・・腕・・・・組んでいい・・・?」
くらっ
朝っぱらから可愛さ全開の魅音に俺は一瞬どこか別の世界に飛ばされた感じがした。
俺は無駄にうんうん頷いた。
そうすると魅音はゆっくりと俺と腕を組んだ。
「みみみみ魅音・・・きょきょ今日はどうしたんだ???」
そんなことをやられて"冷静でいろ"と言われるのは無理があった。
「今日くらいさ・・・・恋人らしくしてみようと思って・・・・ダメかな・・・・?」
また上目使いで俺に問い掛けてきた。
「あ・・・・・・ああ・・・・・・いいぜ・・・・」
そんなこと目で見られたら嫌だっていえないだろう。
俺たちはカップルのように腕を組みながらレナとの待ち合わせの場所へと向かった。


待ち合わせ場所にはレナの姿はなかった。
だが、着いて早々レナの姿が見えた。
「あっ、圭一君・・・・と魅ぃちゃん?」
レナは驚きながら腕を組んでいる俺たちを見た。
「魅ぃちゃん、圭一君上手くいったの?」
魅音は静かに頷いた。それにレナはにっこりと笑みを浮かべた。
「そうなんだ、おめでとう魅ぃちゃん」
「うん・・・ありがとう、レナ」
二人の和やかなムードを壊したくなかったので俺は入ろうとしなかった。
「それじゃあ今日はレナ、先に行くね」
レナは祝福するような笑いで俺たちを置いて一人学校に行ってしまった。
「それじゃあ、俺たちもいくか」
「うん」
俺たちはまた腕を組み直してレナのあとを追った。



学校に着くや矢先、圭ちゃんは教室の前で止まった。
そうこの先に沙都子のトラップが仕掛けられている。
こんな日に仕掛けなくてもいいのに。って言って沙都子はまだ私たちのこと知らないんだった。
「魅音、下がってろ」
私は言われるが矢先少し後ろに下がった。
そして圭ちゃんはいつもにようにトラップを探す。
まあ、結果は見えているけど・・・
「くっくっく沙都子、この程度のトラップに引っかかる俺だと思うな」
そう言うと圭ちゃんは勢いよく扉を開けた。
しかしトラップなし。珍しいこともあるもんだ。
私は安全を確認して教室に足を踏み入れた。そのとき
パン、パン、パン
クラスのみんながクラッカーを一斉に鳴らした。
『二人とも、おめでとう』
クラス全員が私たちを祝福してくれた。と言うかいつ知ったんだ?
そう考えているとレナと目が合った。そうか、知ってる人がいたね。
私たちは互いを見て照れ笑いをした。
『ははは、ありがとう』
まるで結婚でもしたような、気持ちになった。


「おい魅音、起きろ」
その声でわたしは目を覚ました。どうやら寝ていたらしい。
「圭ちゃん、今は?」
そう言うと圭ちゃんは時計を指差した。すでに昼休みに入っていた。
「圭ちゃん、私いつから寝てた?」
「ざっと、二時間前から」
二時間?!!そんなに寝てたのか・・・
「圭ちゃん、起こさないでくれたの?」
私はそのことを知っていた圭ちゃんに起こさなかったわけを聞いた。
「まあ・・・・・・な・・・・・・・・魅音を起こすの・・・かわいそうだな・・・・って思って・・・・・・」
・・・圭ちゃん、優しいな・・・
「それに・・・・・・・寝顔・・・・・・可愛かったし・・・・・」
「~~~~~~~もう圭ちゃんったら」
圭ちゃん、それは不意打ちだよ。ここで言うことじゃないよ。
でも・・・・圭ちゃんだから仕方ないか・・・・
「まあとにかくだ、みんなと飯食おうぜ。なっ?」
私は弁当を持って私を待っていた仲間たちのもとへ向かった。



『いっただきま~す』
魅音がそろってみんな仲良く弁当をあける。
俺のは魅音とセット。まあそっちのほうが帰って洗うとき楽、かもしれないからな。
「それで魅ぃちゃん、今日はそれだけ作ったんだ?」
「うん、今日は圭ちゃんとお揃いだよ」
それを聞いてとても恥ずかしくなった。お揃いと言うのは良いがみんなの前で言われると恥ずかしいな。
「そういや、今日の弁当のおかず見てないな。魅音、何にしたんだ?」
おれはふとそんなことを思った。
今日の魅音の弁当はいつもの倍の大きさ。それに見合うおかずとはいったい・・・・
「圭ちゃん・・・・・何だと思う?」
俺が思い当たるとしたら・・・・・何もない。
おかずがたくさん入れてある程度しかわからなかった。
「わからない?なら・・・・・・・罰ゲームだね・・・・・・」
そう言うと魅音はなぜか顔を赤くした。
罰ゲームを受けさせられるのは俺なのに、なんで魅音が照れなくてはいけないわけがわからん。
まあ、いいか・・・・。ただわかるのはメイドではないな。
俺は魅音の仕草から一人確信した。
「魅音さん、早く弁当をお見せくださいまし」
沙都子がそんな空気無視な発言をしてようやく弁当が開放された。
中身は・・・・・・おかずの詰め合わせだった。
だが、単純そうに見えるが種類は数え切れないほどあった。
魅音以外、そのボリュームに驚かされるだけでリアクションを取れずにいた。
「今日はちょっと作りすぎちゃったかな・・・」
魅音はあまりのノーリアクションに不安になった。
「そ・・・・そんなことないぞ・・・・・すげえよ」
「そうだよ。魅ぃちゃんがここまでするなってすごいよ」
「あまりのすごさに嫉妬してしまいそうですわ」
「魅ぃ、すごすぎなのです」
「ははは、みんなにそこまで言われると照れるな・・・・」
俺たちは何とかリアクションを取り魅音の不安を打ち消した。
なんとかいつものムードに戻った。
「そう言えば、圭ちゃん。・・・・何か忘れてない?」
いや、すぐまた壊れた。魅音はそう言うとはしを俺に渡してきた。
「それじゃあ・・・・圭ちゃん」
なんだかとても恐ろしい気がしてきた。いったいどんな罰ゲームなんだ?
「私に、お弁当を食べさせて」
・・・・・・・・食べさせて・・・・・・?
まさか・・・・・・・・それって・・・・・・
「あ~ん、なのです。にぱ~☆」
なんだそのおいしい罰ゲ-ムは?!!!
これじゃあまるで、ラブラブな二人じゃないか!!!!
ラブラブなんだけど・・・・
「圭ちゃん・・・・早く食べさせて欲しいな・・・・」
みんなの熱い視線を感じた。期待されてる。
前原圭一、覚悟を決めろ!!
「わかった。・・・・・ほら・・・・あ~ん」
「あ~ん」
パクッ
・・・・・・・・やった感想・・・・・・心臓が持たん・・・・
なんだよ、あの可愛い顔。違法だぞ、ありゃ。
一言で言うと食べる時の魅音の顔に、半分ノックアウトさせられた。
「ありがとう、圭ちゃん。次は私がやってあげるね」
ぐはーーー!!!
なんだこれは!!もはや罰ゲームじゃなくなってる。
もはやこれは・・・・バカップル宣言だ!!!!
「圭ちゃん・・・・・嫌だ?」
そんな心のつっこみをしていると魅音は上目使い&悲しそうな顔で俺に問い掛けてきた。
それをやられた今の俺の状態は、魅音のことしか考えられなかった。
俺は約9割停止している頭で頷いた。
「そっか、それじゃあ、はし貸して」
もう、壊れたロボットのようになった俺は無意識にはしを魅音に渡した。
「それじゃあ、あ~ん」
俺は言われるがままに口を開けた。その時の状況はというと・・・説明できないほどの緊張感で溢れていた。
そして、魅音に使ったはしが口の中に入った。間接キスというやつか・・・・
「どう?おいしい?」
俺はもう緊張と恥ずかしさのあまり、味がわからずにいたがここは「おいしい」と言っておいた。
「よかった。じゃあ今度は圭ちゃんの番ね」
ここからのことはノーコメントとさせていただきます。






前編はここまでですね。
こんな二人を書いていたら面白くて思ったより長くなりました。
みんな、キャラが大変なことになってしまいました。ごめんなさい。
もし二人が付き合ったら本当にこんなことになりそうですね。
魅音に限ってはありえそうです。綿流し編の詩音になってバイトしていたシーンでそう思いました。
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中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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