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生活福音

2008–10–16 (Thu) 22:50
圭魅です。短いですが微妙に甘くしてます。
久々にラブです。といってもほとんど圭一のみ。あしからずorz



昭和60年、8月。
興宮のマンションの一室。ここは俺と魅音の部屋だ。
高校にあがってから二人で同棲することとなり4ヶ月が経った。
この生活は色々な面で苦労することが多い。しかしその分の見返りも多かった。
特に、魅音とは毎日会える。これは大きいものだった。
「さて、と。今日もあれにするか」
台所についた俺がまずしたことはエプロンをつけるところからだった。
同居生活を始めて手に入れるべき知識は魅音から教えてもらった。
洗濯、掃除、料理。この三つに関しては魅音から生活できる程度に教えてもらった。
魅音はいつも暇ではない。時々園崎家の仕事で家にいない場合も少なくはない。そんな時のために俺は最低限に知識は教えてもらった。
おかげで一応生活できる程度の知識はものにしたと思う。でもまだ不満な点もあった。
その中で一番不満なのは料理だった。
「今日こそは絶対に魅音を驚かせてやる」
あの頃の俺とは料理なんて出来ないなんてレベルではなかった。しかしだ、そんな自分とはもう決別した。
自炊に味噌汁。目玉焼きに玉子焼き。さらには野菜炒めとハンバーグ、カレーにチャーハン。出来る料理は日々多くなっているがその全てはあくまで”食べることが出来る〟程度だ。しかし俺はそんな答えに不服だった。
みんなは俺の料理を「うまい」とか言ってくれるが俺にとってはまずいものであった。特にレナと魅音にはかなわない。
沙都子には勝てるかもしれないが梨花ちゃんには微妙な線。自分の立ち位置に不服だったのだ。
部活をやっているせいか、一番にこだわるくせがついた俺にとってはうまい料理を作ることに大きな意味があった。いやうまい料理でしか意味がなかった。
わかりやすく言うなら、料理を作るごとにレベルを上げていかなくてはいけないと言う意味だ。その点毎回の料理に失敗などできない。そして、生活費的にもやり直しも出来ない。一応、生活費が設定されてる身だし。
「んじゃ、早くやるか」
今日の朝食はノーマルに、ご飯と味噌汁、目玉焼きだ。
ご飯に関しては昨日の時点でセットしておいた。味噌汁に関しては昨日残りを使うのが得策だろう。
となると残りは
「目玉焼きっていうのもなんか寂しいな」
すぐさま自分で設定したメニューに寂しさを覚えた。
「それじゃあ、レタスサラダでも作るか」
緑が足りない気がした俺はサラダを作ることにした。まぁ簡単だがないよりはマシだろう。






料理はすぐに終わった。自分で作るものはあまりなかったのが寂しかったが朝からたくさん作らなくてもいいだろう。
時刻を見るとすでに八時を回っていた。
「そういえば、昨日は疲れてたな」
昨日の魅音を思い出してみる。
昨日、朝の七時から雛見沢で会合がありそれから県外に出て頭首代行としての仕事を行った。夜は本家での飲み会に巻き込まれ帰ってきたのは確か二時過ぎだったはずだ。その時間帯は勉強していたので起きていたがそれから風呂に入って寝たのは三時近くだった。
昨日は俺も朝の七時におきて寝たのは魅音と同じで三時頃だった。でも魅音とは疲れのレベルがまったく違う。
そう考えてしまうともっと寝かせたくなってしまうがそれは甘いだろう。特に学校がない夏休みは規則正しく起きるのがいい。
それじゃあ、起こしてやるか。
魅音を起こす。それは珍しいことであり俺の楽しみの一つであった。




寝室の空気はどこか痛かった。
こんな姿で女の子がベットで一人というのは危ないよな。
ベットは二人用だ。もちろん、俺と魅音用だ。毎朝二人で「おはよう」と起きて夜は「お休み」を言う。俺にとっては普通のことなのだが魅音が一人でいるとそうしている自分が恥ずかしく感じてしまった。
それに……ヤル……場所でもあるし。
今考えてはいけないことを考えた気がした。特に今の状況では考えてはいけない気がした。
ベットにいるのは魅音。起きているのは俺。
きっと、ここで迫ったら絶対に頷く!!!うん、絶対に頷いてしまう!!!!
自分で追い討ちをかけてしまっている気がする。自爆するなんてことはない、と思うがどうにも気になって仕方ない。
「ん………ん~~」
「…ッ?!馬鹿…!」
こんなにドキドキしてしまうのはきっと魅音のパジャマせいだ。
中学時代の俺のワイシャツに下着をつけただけ。そのせいで胸の谷間が強調され下半身がまぶしい。
自分で恥ずかしく感じている当初であったが今となっては別にいいやみたいな状態だ。俺は慣れないのだけど…。
「あ~~~~誘惑しやがって!!!」
しかもさっきから眠っている表情が可愛すぎて見てられない。本当に卑怯なやつだ。
こいつ、なんでこんなに可愛いことに気づかないんだよ!!!!
ここに突っ立ってても理性が削られるだけだと思って魅音に近づいた。
そのたびにドキドキが止まない。近づくたびに理性が飛びだし結構辛い。
でもこれも一種の楽しみだ。普段は逆なのだから起こしてやるというのも思った以上に面白い。それに…こんな魅音も見れるし。
「………魅音」
ベットに近づき声をかけてみる。期待なんてしていない。でもこれで起きないでもらいたかったから名前を呼んだ。
「すぅ……ん~」
「???!!!」
おかしな声を出したから起きてしまったかと思った。でもまだ起きていない。
それを確認して俺はベットの上にのる。そして魅音の顔の横に両方の手をつき魅音を見下す。
「……………」
見とれてしまう、というのはこのことだろうか。
魅音の表情から顔を逸らすことが出来ない。さらには体が金縛りにあったように動かなくなった。
眠っている少女は眠れる森の美女のように美しく、とても可愛かった。
普段は見れない表情。朝日に照らされているからか余計目をそらせられない。
このまま時が止まってしまえばとも思う。だけど……現実はそう甘くはない。
「………魅音」
名前を呼び顔を近づけていく。
眠り姫はキスで目覚める。女の子がよく憧れるシーンだ。
ならばさ、そのシーンを再現している俺ってさ…そんな女の子の憧れを叶えてあげているのか?
「んっ…」
唇同士が合わさる瞬間、何もかもが止まった気がする。世界が止まり二人だけの意識だけが動いている。喜びや愛しさだけが胸を支配して幸せを広げていく。表現するのであれば、そのように表現できる。
そして世界が動いた瞬間に全てが心を包み込み、意識がはっきりして感触がやってくる。
「魅音、起きろ」
優しくささやく声は自分だと疑う声であった。だけどこれは自分の声だってすぐに実感する。
その声で起きる魅音を見たら…。
「おはよう、魅音」
「…うん。おはよう」
「目、覚めたか…?」
「うん。圭ちゃんのおかげで覚めたよ。でもね…」
「うん?」
「これで…終わりなの?」
?????????!!!!!!!!!!!!!!!!
「いいよ。ヤりたいんでしょう?」
「ッ?!魅音、お前は…」
「私もさ、あんな起こされかたしたら……抑えきれないよ」
優しく…優しく…。
「訊くけど、どれぐらい愛してもらいたい?」
「死ぬぐらい」
「ああ、いいぜ。愛してやるよ」
静かに…静かに。
「魅音」「圭ちゃん」
その日が始まる。
「好きだよ」「好きだぜ」
世界は愛で満ちている。






同居生活はずっとずっと書きたかった!!!! 甘い甘い生活というのもいいものですね。
やっぱり、結ばれた圭魅は最高だ!!!!!!!!
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中二病の同人大好きな変態。アニメよりゲーム派。
07th作品はうみねこよりもひぐらし。
いまだに圭魅が大好き主張は変わらず。
創作活動は別館で進行中。

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